羅針盤

GWも終わった。
って言うかやっとさ、「終わった。」
これほど自転車三昧な日々を過ごしたのは初めてだと思う。
トータル走行距離600kmとたいした距離ではないが
トータル標高高さは9000〜10,000mくらいだと思う。
こんなにもわがままな生活ができたのも
僕の身近な方々が色々と我慢してくれたからだと思う
「ありがとうございます!」
さて、さて、ほんでもってどの程度成長できたかと言うと
・・・・・・よく解りません。
ただ、ペダリングと走り方については
自分なりに次なる段階への進め方がはっきり見えました。
今年の初めから始まったペダリング問題
SEEDさんの「シュ!シュ!」で始まり
gon隊長の「ムニュ〜ムニュ〜」って感じのトルクの切れ目が無いペダリング
そしてO島キャプテンの登りでの骨盤から肩甲骨にかけての
人間離れした柔軟な動きから繰り出されるペダリング
これら全てが、僕に色々と気づかせてくれた。
この素晴らしいお三方、一見するとまったく違うように見えるけど
多分やっていることは同じ・・・。
只それぞれの身体的な個性の違いによって
目的に向かってのアプローチが違うだけだと思う。
中でもキャプテンに前々から言われていた
「肩甲骨の硬さ」について、
合宿のお茶会で細かく話を聞かせてもらった事が大きい。
僕は今までペダリングについては、左右の足を別々に動かしていた
そうするとどうしても「、」句読点ができてしまい一瞬遅れる。
これを無くすために、無理やり膝で股関節を引っ張ったりしてみたけど
まったく効果なし、逆に遅れて疲れる。
そんな迷いのさなかにキャプテンのお話。
なぜ肩甲骨が硬いとダメなのか、やっと理解できた気がします。
多分、上手く使えるようになると
全ての「リズム」が今と違ってくる気がします。
合宿から戻って早々、いつもの場所でその動きを練習、練習。
そして昨日、BBさん、go隊長、F岡君とで「松姫峠」にてお試し。
が〜〜〜〜!しか〜し!!
そんな付け刃が通じるメンバーではなく
ものの1時間もしないうちに、「新ペダリング」崩壊!!!!
恐ろしい速さで「松姫峠」を翔け登り、
あっと言う間に140km走破・・・・没。
それでも数時間意識して「肩甲骨」を使うことができたのは良かった。
次回はもう少しその感覚を長く保てるようにしよう。
それと、もう一つの成果と言うか
これが僕に今一番欠けていることなんだけど
トータルでの走り方、
サイクリングモードではなくてロードレーサーモードでの。
それを一番教えてくれたのが「サイボーグ1号BBさん」でした。
「登り、下り、平坦」さまざまな場面で走り方のポイントを
走りながら「ボソボソ」って感じで話してくれたり、見せてくれたり。
ほんの少しだけだけど、レーサーに近づけた気がしました。
ただ、昨日の登りで「グイ〜ン、カシャカシャ、グイ〜ン」
って機械音が聞こえてきたと時には
あ〜BBさんはやっぱりサイボーグだったんだな〜
なんて思って心が折れそうになっちゃたけど
それが、F岡君の電動デュラエースの音だと知ってホットしました(笑い)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
それにしても、昨日の練習は凄かった!!!
あんな景色を見れる環境って、僕には贅沢な気もするが。
一度見たら「や・め・ら・れ・な・い」
さて、さて、お仕事お仕事。