ROUTE 134 吉野万里子

今日、あまりにも体調が悪くって午後から早退してしまった。
週明けから見る夢でなんとなくそろそろかな?
とは思っていたけど、今日だった。
僕は仕事が行き詰まると必ず見る夢があって、
その時手掛けている設計図を夢の中でもCADで書いてしまい
夢だと気付き慌てて保存しようとするのだけどできなくて
苦しむと言うかなりきつい夢で、それが週明けから続いていた。
こんな時は仕事とはまったく関係ない本を読んで
オーバーヒートしてしまった脳みそを冷やすのが一番。
微熱と吐き気でフラフラしながら帰りに本屋によって
吉野万里江さんの「ROUTE134」を買って帰った。
買った決め手は表紙が長者ヶ崎で波乗りをしているサーファーの
写真だったからと言うお粗末なものだったけど
十分に脳みその洗濯ができたと思う
(ちなみにここは僕の波乗り、釣り共に一番の遊び場です)
この本は僕の住む秋谷が舞台の大人のラブストーリーで
ちょっことこの土地を爽やかに書きすぎていて
実際はもっと泥臭いけど、主人公の女性が33歳と年齢的にも近くて
かなり共感できる内容でよかったと思う。
こないだ読んだ
近藤史恵さんの「サクリファイス」とは対極でゆったりとした気持ちになれた。
ここで捕捉だけど「サクリファイス」がだめなんじゃなくて
内容が自転車ロードレースを舞台にしたお話で
男心を熱く焦がしてくれて僕なんかは読んだ翌日
出勤前に国際村をロードで2往復もしてしまったくらい熱い内容で大満足だった!!
特に主人公ではないんだけど「石尾豪」の生き様が
かっこ良よくて、確か若かったころの彼を主人公にした話が
近日中に発売される予定だと聞いた。
是非とも購入してまた胸を焦がしたいと思う。