ケーキorホットケーキ?

本日は「ヤビツ峠
6時起床、昨日の教えを思い浮かべてヒラコへ向かった。
本日もほぼフルメンバーが集合していて、
昨日僕が教わった内容を、他のメンバーが監督に聞こうとせがんでいると
監督が、本日一発目の教えを!!!
「ぶりぶりって感じでお尻を大きく回して・・・・巻糞は造るんだよ!」
「う〜ん・・・・・深い。」
って、今日は監督とは距離を置こうと密かに決めた朝でした。
そんなこんなで本日もBチームで出発進行!!!
現地までは、「脱力」「脱力」「自然体」
力まず、焦らず、じっくりと走り続けた。
到着して、今日はどのように登るのかな?って思っていると
GON隊長が「各自自由に!」って事を言われたので
どうしたもんかな?って迷ったけど
せっかくGON隊長が今日はBチームで走ってくれているので
そのままくっついて走ることにした。
少し登り初めて気づいたんだけど、
今日も隊長は「アウター縛り」で走っていた。
このところいつもそうだったので、
あまり気にしないで、僕も同じ縛りをかけて登る事にした。
同じ速度、同じギア比で登り始めたんだけど・・・・・。
まったくトルクを落として休むことができないシフトチェンジ。
心拍は150を超えないんだけどじっくりと辛い。
2本目になると僕は同じギア比ではついて行けず
1枚は常時軽くして、ところどころ2枚は軽くしなければならなくなった。
それでも同じようなシフトチェンジを行い
隊長よりはかなり軽いギアにはなってしまったが、
トルクを落すことなく走り続けることができた。
昨日の監督の話の中にも出てきた事を、
GON隊長の後ろを走ることで身おもって、体験し、練習する事ができた。
この2枚の差こそが、あまりにも大きいけれども本当の実力差だ。
隊長初め、監督やAチームの方々がこの時期にやっている本当の練習目的は
「これ、なんだな〜」って思うと、
自分はこれまで一体何をやっていたんだろうか?
打ち上げ花火みたく、ただただがむしゃらに今だけを走ってしまった。
この時期に造っておかないといけない「トルクのベース」を無視してさ。
たとえるなら、
先輩方は美味しいいケーキを造る為に丁寧にスポンジをこさえているのに
アホな僕は必死になってホットケーキを焼いて
「あ〜美味しいよ。幸せね」なんて言って食べちゃっていたみたいなもんだ。
あ〜なんて間抜けなことしていたんだろうか!
シーズンが始まれば、先輩方々はそれに生クリームを塗って
苺乗っけて、ハーブティーなんかと一緒にたべちゃうんだろ〜な。
そん時僕は、まだホットケーキ焼いているのかな?
いやいや、そのころにはそれすら焼く元気もなくなっているのかもしれない。
でもさ、それじゃ「つまらん!」
スポンジは2段なんて贅沢も言わない。薄くても良い。
ちょっとくらい焦げてたって良いさ。
生クリームと苺さえ乗せられる、それが有ればさ!!
よ〜し!決めた!ケーキ屋さんになろう!
あれれれ?