悲しい思い出

今日は「雨」
気持ち良くお仕事しています。
先日我が家に「ガイガーカウンター」が届き早速「計測、計測」
おおむね0.12〜0.15マイクロシーベルトで一安心。
家族も、文部省等の公開数値と違わない事が確認できて
ホットしているみたいだ。
読んでいるみんなの中には僕の反応がかなり
過剰だと思っているひとも多いと思う。
でもね、これには色々とこれまでの経緯があっての事なんですよ。
横須賀という地域性がそうさせているのだけれど・・・。
もうかれこれ15年位前かな
プロサーファーになる夢を諦めて茅ヶ崎から秋谷に戻り
趣味で「波乗り」を懲りずにバリバリやっているころにさ
仲間の妹の友達が突然海から離れて、みんなで噂してたのよ。
そのころってバカだからすぐに「できたからだ!」とかいってさ
それか1ヵ月位したころに
とある波乗りパーティーがって偶然会ってみてビックリ!
ロングの黒髪が綺麗な子だったのに、
何を思ったか突然「金髪ショート」になってて・・少しがっかり。
そんでもってまたまた俺らバカだからさ〜
「絶対男と別れたね、うんうん、そうだ!そうだ!」
「なんなら俺が・・いやいや俺が・・・いやいや」
ホント!ばっかだね。われながら。
そんなくだらないこと話しているうちに夜も更けてきて
「さ〜かえんべ!」ってなった時に、その女の子が唐突に
「髪の毛全部抜けちゃったんだ・・だからこれ鬘なの。」って
????
酔払ってる俺らは「ポカ〜ン?」
全身脱毛失敗!・・・・まさか?
一同「シーン」としてる中、彼女がポツリポツリ話し始めたんだけど。
聞き終わった時には、悲しいのと悔しいのとがゴチャゴチャになって
なんだかやりきれない怒りがこみ上げてきて。
みんな泣いていたような記憶がある。
彼女は横須賀の林にあるとある電力会社で働いていたのだけど
そこで起こった事故で「被曝」して全身の毛が抜けてしまったのだ。
僕の家から5km位のところにある○○会社だ。
前々からそこでは「原子力」の研究をしていると囁かれていたが
実際に職員が「被爆」するほどの事や物が置かれているとは・・・。
僕は、まったく想像していなかったが、
目の前に座って、笑いながら泣いている彼女を見ると・・・・現実。
その時、頭にもきたけど、それよりも「怖い!」って思った。
それだけの事故なのにニュースにはならない上に
地域住民にもまったく通達をしない、企業と行政。
今回の「福島」に対しどうしても斜に構えてしまう自分は臆病なのだろうか?
あれからもう大分経つけど、
現在、横須賀には林のそれと、もう一つ久里浜に核処理施設が追加されている。
3.11の数日後、横須賀の放射能量は「東京、埼玉、千葉」よりも、高かった。
今度こっちで大地震があって生き延びることができた時こそ
ガイガーカウンター」の本領発揮だと思っている。
その時は躊躇せずに「よう素」を呑もうと思っている。
・・・・・・・・・・・
このところ暗いブログが続いているけど
こんな暗いのは今日で最後にしようと思っている。
明日は、mode練習があるので、スッキリしたブログがかけると思う。
あ〜早く雨がやまないかな〜。
ピーカン!ピーカン!